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行事 |
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 演奏者大野敬正さん |
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「中途半端に弁護士の仕事をしてはいけない。」
(52期)
田中崇公 |
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5月31日の一水会総会で津軽三味線奏者大野敬正さんの演奏を聴いた辰野幹事長のお言葉です。「こじつけ」にも聞こえますがさにあらず。大野さんの「魂で弾く」津軽三味線は心動かされるもので、確かに辰野先生のお言葉もなるほどと感じさせるものでした。 奏者の大野敬正さんは、津軽三味線の大家である亡高橋竹山直系の孫弟子にあたる方で、新潟出身でありながら「舞台での語り」を学ぶために単身大阪へ乗り込んできたという強者です。しゃべりなら大阪、というピュアな発想に好感を抱かない大阪人はいないでしょう。しかし、まっすぐな性格よるためか、大野さんのMCでのしゃべりは大阪らしい汚れたところがなく、とってもまっすぐでした。まっすぐなトークと魂のこもった津軽三味線の演奏で勝負して欲しいと思った次第です。 演奏は4曲。1曲目は現代的なフュージョンっぽい曲でした。曲名は聞き逃しました、すみません。2曲目は、120年の古典「津軽あいや節」に即興で佐渡おけさをまじえたというもの。即興演奏は津軽三味線の醍醐味の1つだそうです。3曲目は沖縄三線風の曲「風」。そして、ラスト4曲目は辰野先生のリクエストで「岩木」。高橋竹山が15年かけて作曲したという名曲です。 現代的な曲も良いのですが、はやはり「岩木」が素晴らしかったです。個人的には、楽器の力が強いだけに、楽器そのものの音がストレートに聴ける曲に魅かれました。 出席者一同、生で聴く大野敬正さんの津軽三味線の迫力に心を揺さぶられた夜でした。大野さんを招聘して下さった辰野先生、ありがとうございました。以上 |
 熱唱!!! |
 感謝の花束贈呈 |
 裏方さんも一休み |
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[2007.10.25] |
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