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去る11月27日,東興ホテル葵の間において,住友信託銀行プライベートバンキング部シニア・リレーションシップ・マネージャーであられる田中耕司税理士を講師にお迎えして,一水若手会主催の「税法勉強会」が開催され,約40人の会員が参加しました。会場に登場なさった田中税理士は,全身からスペシャリストの雰囲気を漂わせながらも,その講義はわかりやすくユーモアにあふれ,とても有意義な講義となりました。
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| 受講風景 |
さて,講義の内容ですが,まず税務事件一般についてのお話がありました。その中で,田中税理士から,「税理士の中でも本当に税法をわかっている人は少ない。弁護士がこの分野に参入すれば,新たな職域拡大になるのではないか。」との提言がありました。また,「完全な専門家になる必要はない。事例にあたったとき,この事例にはこういう税法上の問題があるのではないかと気づくことができて,専門家に相談できるという程度に精通していれば十分である。」とのお話がありました。これらのお話の中に,弁護士と税法その他専門分野との関わり方について,興味深い示唆があるように思われました。
次いで,事例をもとに,税法の基本的な考え方について解説がありました。税法の条文は,「これは日本語か?!」と言いたくなるほど読みにくいものですが,具体的事例を素材にしたことで,その基本的な考え方の一端を掴めたように思います。
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| 熱く講義する田中税理士 |
次いで,田中税理士が国税の調査官であられた時代の経験談に基づいて,税務調査や税務署,税理士の実態について,興味深いお話が続きました。
税務署が弁護士や税理士をどう見ているか,国税の職員が税務調査に際してどこに注目しているのか,どのようにして隠し資産を発見するかなど,興味深い話は尽きませんでした。今後の業務においても有益であると思います。
最後に,参加者から質問がありました。税務署が税務調査に取りかかることになる条件,税務署が不動産鑑定士をどう見ているか,よい税理士の見分け方など,紙幅の都合上ここに記せないのが残念なほど有意義な質疑応答がなされました。
以上のとおり,本「税法勉強会」は,田中税理士という魅力的な講師と多くの参加者をお迎えすることができ,非常に有意義なものとなりました。
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